冷えによる胃腸へのダメージ
冷えが体に現れる時、二通りのパターンの冷えがあるようです 。1つ目は食べ物が体の中を冷やす時、もう一つは体外から入ってきた冷えが体の奥底にまで及ぶパターンです。
特に夏場では外からの冷えと食べ物による冷えが同時に体に入ってきて、倍増のダメージを受けることがよくあります。 体が冷え始めると体がどんどん火照ってきます。そんなときは胃や口の中も火照ってくるので、ついつい冷たいもの欲しくなるのです。
しかしながらこのような時は、本当は体は暖かいものを欲しがっているのです。しかしそれには気づかず生野菜などを好んで食べたり、よく冷えた飲み物を飲んだりして結果的に胃腸 に相当のダメージを与えてしまっています。
胃の働きが弱くなれば当然ながらきちんと消化はできません。そしてまともに腸に送り込まれなくなっていきます。
こうなると食べ物は居場所がなくなり上に行くしかなくなり、その結果吐き気と言う形で現れてきます。このパターンが消化器系に冷えが現れた場合に、最も多く見られる顕著な症状です。