冷え性を防ぐ

私は長年冷え性に悩まされてきました。冷えに悩まされている方々のお役に立てればと思います

生まれつき腸が弱い人は、冷えると下痢になります。 しかし腸が強い人は冷えてくると便秘になりがちです。どちらも冷えることで腸の働きが鈍くなり、それにより起こる症状です。

下痢の場合は腸の蠕動運動がほとんど行われていない状況です。特に急性の下痢には注意が必要です。最悪の場合生死に関わる問題になる可能性もあるのです。

便秘は下痢ほど蠕動運動は弱まってはいません。しかし体調や直腸に便が溜まって再吸収が繰り返されていきます。 そうなると便は余計に水分がなくなり、硬くなっていくのです。

そして便の再吸収は水だけではなく、便に含まれる毒素にも行われるので、便秘の人はどうしても肌荒れになりがちになるのです。

冷えるだけで胃潰瘍になるような事はありません。しかし体全体が冷えてくると精神的にイライラしやすくなり、ささいなことでもストレスになるなってしまうようになります。

そうなると胃の働きが悪くなり胃潰瘍 を起こしやすくなるのです。 空腹になってくると胃は食べ物がほしいというサインとして、胃液を分泌します。その時に胃に潰瘍があれば痛みが生じるのです。 これを防ぐには体を温めておくのが1番効果的です。

胃潰瘍の初期や胃炎の初期には、温めた牛乳を飲むという治療方法があります。これは胃の粘膜を牛乳が優しく包んでくれるので、それにより痛みを和らげるのです。

薬を飲めばすぐに良くなるように思いますが、意外とこういう方法も効果があるものです。